料金イメージ

●:10:00 ~ 18:30 (13:00~14:30 休) ★: 9:30 ~ 13:30
【休診日】火曜・金曜・祝日

こどもの矯正治療

こどもの矯正治療とは

               

お子様に対する矯正治療は、
あごの骨に対する治療〖I期治療〗と、
              永久歯がはえそろった時期に行う
全体治療〖II期治療〗があります。

I期治療 あごの成長のコントロール(促進や抑制)
適切な歯の生え変わりを誘導
歯並びに影響する悪い癖の除去

これらを中心に行います。
乳歯と永久歯が混在している時期に行う矯正治療です。

II期治療 仕上げの矯正治療。(歯ならび、かみ合わせの全体治療)適切な歯の生え変わりを誘導

I期治療後、細かな個々の歯の調整を行い、歯並び・咬み合わせを最終的に整えます。永久歯がはえそろった後、必要があれば行います。大人の矯正治療と同じ治療内容になります。

こどもの矯正を
始めるタイミングは?

成長・発育は一人ひとり違うように、お口の中の状態も一人ひとり違うため、何才から始めるのが良いか一概には言えません。一般的には上下の前歯が生え変わるときに、相談に来ていただくことが多いです。
しかし、受け口などの治療は乳歯のときから早めに改善しておいた方が、後々の治療がスムーズになることが多いため、始める最適な時期は違います。
最適な治療のタイミングを逃さないよう、まずは気になった時点で受診されることをお勧めします。その際に、最適な治療開始時期をアドバイスさせていただきます。タイミングがまだ早い場合には、適切な時期まで経過観察することもあります。
お子様の歯並び・かみ合わせで何かご心配なことがございましたら、まずはご相談ください。

ご家族のサポートが
大事になります

お子様の矯正治療では、自分で取り外しするタイプの装置を使用することが多いです。
そのため、お子様が治療に前向きでない場合は効果的な治療結果を得ることが難しくなります。
成人矯正とは違って保護者の方のご意向で矯正治療を行うことが多いため、ご家族など周囲の方からのサポートでお子様自身のモチベーションを上げてあげることが必要不可欠となります。

Merit
こどもの矯正のメリット

1

成長期のこどもでしか出来ない
=あごの成長のコントロールが出来る

正常な発育を妨げるような歯並びや癖を改善し、あごや顔の成長のバランスを整えます。 また、放っておいて、あごの関節が痛くなったり(顎関節症)、外科的な手術をしなければ治らないケースを避けることが出来ます。 顔つきやあごの成長のコントロールは、成長期のこどもでしか出来ない矯正治療です。

2

抜歯治療の可能性が減る

永久歯のはえるスペースが足りない場合、奥歯を後ろに移動させたり、あごの幅を広げたり前への成長を促すことによってスペースを作ることが、成長期では出来ます。全体治療が必要となっても、永久歯を抜歯せずに矯正治療(ワイヤーによる矯正)ができる可能性が高くなります。

3

お口の本来の機能を取り戻す

指しゃぶりや舌の癖は、歯並びだけではなく発音や食べ方・飲み方に大きく影響を及ぼします。早期に癖を改善するとともに、お口の周りの筋肉や舌の動きのトレーニングをして、正しい筋肉の動きの習得を目指します。

4

コンプレックスの解消

早めに目立つ部分の歯並びを改善する事により、口元のコンプレックスを解消して、自信をもって笑顔になることができます。

Demerit
こどもの矯正のデメリット

1

治療期間が長引くことがある

全ての期間中、歯を動かす装置をつけている訳ではないですが、永久歯のはえ変わりの際の経過観察も含めると通院期間が長くなる場合があります。歯の交換を待つ間は保定装置(歯が元の位置に戻らないようにとめておく装置)を就寝時、使用することがあります。
また、受け口の傾向が強い場合、あごの骨の成長がピークを終える中学生から高校生まで経過を観察する場合があります。

2

装置によっては虫歯のリスクが高くなる

歯に固定する装置や前歯につけるワイヤーの治療は、食べ物が絡みやすく、歯ブラシが届きにくいことがあります。そのため、虫歯のリスクが高まり、これまで以上に丁寧な歯磨きと予防ケアが必要になります。フッ素入りの歯磨き粉・フッ素洗口・かかりつけの歯科医院での定期的なクリーニングをお勧めします。

3

全体治療〖II期治療〗が
必要になる場合がある

あごの成長のコントロール治療〖I期治療〗で治療が終わる場合も多いですが、永久歯に生え変わった後、全体治療〖II期治療〗が必要になる場合があります。歯を抜かない治療になる可能性は高まるものの、歯のサイズが生まれつき大きい・歯がはえてくる場所が悪い・口元が横顔に対して出ている場合などは、歯を抜く治療になることもあります。

Device

こどもの矯正で
用いることの多い装置

取り外しできる(可撤式)装置

ムーシールド

乳歯列で受け口の状態にある場合に使用する、取り外し式の装置です。

拡大床

歯列の幅を広げる、取り外し式の装置です。表からは、つけていることがわかりにくい装置です。

ツインブロック

下あごが小さいことにより、出っ歯の状態にある場合に使用する取り外し式の装置です。
上下がワンセットになった装置で、正しい噛み合わせへ誘導し、下あごの成長を促します。主に、家にいる時・寝る時に使用します。 

固定式装置

リンガルアーチ

歯列の舌側に装着する装置です。永久歯の生える隙間の維持や、反対咬合の治療に用います。

固定式装置

フェイスマスク
(上顎前方牽引装置)

歯列の舌側に装着する装置です。永久歯の生える隙間の維持や、反対咬合の治療に用います。

その他、あごの成長に合わせた
いろいろな種類の装置がございます。