料金イメージ

●:10:00 ~ 18:30 (13:00~14:30 休) ★: 9:30 ~ 13:30
【休診日】火曜・金曜・祝日

矯正治療のリスク・副作用

Risk

矯正歯科治療に伴う
一般的なリスクや
副作用について

矯正治療は、患者様のご理解とご協力により、よい結果を生むことができます。
満足なスマイルと健康な歯および嚙み合わせを獲得するまでの間、
矯正治療にも体の治療と同じようにいくつかのリスクや副作用があることを
ご承知おきいただきたいと思います。

1

痛み

装置装着後、3日~1週間くらい歯に痛みを感じることがあります。また、矯正治療中に、様々な原因により、歯の神経が感じやすくなることがあります(矯正学的知覚過敏といいます)。これらはいずれも矯正治療に伴う生理的な反応ですので心配ありません。

2

個人差

歯の動き方など治療効果の現れ方は個人差があります。そのため予定していた治療期間が長くなる可能性があります。また、装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

3

虫歯、歯周病、歯の脱灰(だっかい)

治療期間中、ブラッシングをきちんと行ってください。プラークを取り除くことなどの口腔衛生はとても大切です。特に甘い物やスナック菓子などを食べた後はブラッシング・うがいをするように心がけましょう。さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することも大切です。 また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。

4

装置の脱落

装置を接着している部分で、硬いもの(特に氷・堅焼き煎餅・硬いお肉など)を咬むと装置がとれてしまうことがあります。まるかじりは避け、小さく切って、少量ずつ食べるようにしましょう。また、装置を誤飲してしまう可能性がありますので注意してください。

5

口内炎

まれに、装置が当たりやすい部分の頬粘膜・口唇・舌などにできることがあります。

6

喫煙

喫煙習慣のある方は、血管の収縮が起こることで、歯の動きや歯周の状態に影響をおよぼす恐れがあり、治療期間が長くなることがあります。効率よい矯正治療のためにも、できるだけ禁煙をお願いします。

7

発音障害

特に裏側の装置の場合、サ行・タ行・ラ行が話しにくくなる場合があります。個人差はありますが、長くても約1ヶ月で慣れますのでたくさん話をするようにしましょう。

8

歯肉退縮

矯正治療中、まれに歯肉がやせて下がることがあります。適切にブラッシングを行わないと、さらに悪化させることになります。加齢や歯周病でも歯肉退縮はおこります。

9

歯根吸収

矯正治療中、まれに歯を動かすことで歯根が短くなることがありますが、健康な条件下でおこる場合は大きな問題はありません。将来、口腔衛生管理が十分に行われずに歯周病をひきおこした時、歯の寿命に影響することがあります。そのため、程度によっては治療を中断する場合があります。

10

骨性癒着(ゆちゃく)

ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。その場合、歯をそのままにし、最終的にかぶせ物をするか、外科処置を行い歯が動くようにする場合があります。

11

壊死(えし)

ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。その場合、歯をそのままにし、最終的にかぶせ物をするか、外科処置を行い歯が動くようにする場合があります。

12

金属アレルギー

まれに、矯正歯科装置に含まれる金属成分で体質によりアレルギー症状が出ることがあります。その場合でも、金属アレルギー対応の装置やワイヤーがありますので治療継続は可能です。

13

元の状態

矯正治療は一度始めると(特に抜歯した場合)元の状態に戻すことは難しくなります。

14

顎関節の症状

まれに矯正治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状を生じることがあります。

15

歯の形の修正

歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行うことがあります。

16

治療計画の変更

治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更することがあります。

17

装置を外す際

矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る場合や、かぶせ物の一部が破損する場合があります。

18

治療後のかぶせ物のやり直し

矯正治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる場合があります。

19

あごの成長

あごの成長発育により、咬み合せや歯並びが変化することがあります。

20

親知らず・歯周病

矯正治療後に、親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じることがあります。 また、加齢や歯周病などによっても歯並びや咬み合せが変化することがあります。

21

後戻り

歯は治療後、元の位置に戻る傾向にあります。そのため装置撤去後、リテーナー(保定装置(ほていそうち))を装着し後戻りを最小限に抑えます。保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや 咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。