料金イメージ

●:10:00 ~ 18:30 (13:00~14:30 休) ★: 9:30 ~ 13:30
【休診日】火曜・金曜・祝日

不正咬合の種類

不正咬合7パターンの例

不正咬合には以下のような種類があります。
不正咬合の種類によって、不正咬合が起こった原因や、
それによって起こり得るリスクに違いがあります。

1

でこぼこ・がたがた(叢生)

歯並びがでこぼこになったり重なり合ったりしている状態を叢生といいます。八重歯も叢生に分類されます。 見た目が悪いだけではなく、歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病、口臭のリスクが高くなります。 日本人の不正咬合の中では一番割合が高く、2016年の歯科疾患実態調査によると26%(4人に1人以上)に叢生があったそうです。

Q

どうして叢生になってしまうのか?

A

あごの大きさに比べて、歯が大きいことが主な原因です。

Case治療例

Before

叢生治療前(上)

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After

叢生治療後(上)

正面

Before

叢生治療前(正面)

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After

叢生治療後(正面)

Before

叢生治療前(横)

▶︎

After

叢生治療後(横)
治療の内容 八重歯が気になるということで来院されました。上の歯2本を抜歯しマルチブラケット装置にて治療を行いました。歯並び・かみ合わせとも良好に改善しました。
初診時年齢 ・性別 14歳 女性
診断名 叢生
装置 マルチブラケット装置 + ホワイトワイヤー
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯
期間・回数 1年3ヶ月・17回
費用 855,000円(税込940,500円)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。

2

受け口(下顎前突)

「受け口」や「反対咬合」のことを下顎前突といいます。下の前歯が上よりも前に出ているかみ合わせの状態をいいます。 下あごが大きい、もしくは上あごが小さい場合に起こります。見た目の問題だけでなく、食べ物がかみきれなかったり、あごの動きが制限されるため、あごの痛み(顎関節症)を引き起こす場合があります。

Q

どうして下顎前突になってしまうのか?

A

遺伝によるもの、鼻の病気、舌の癖、舌が大きいなどが主な原因です

Case治療例

正面

Before

下顎前突治療前(正面)

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After

下顎前突治療後(正面)

Before

下顎前突治療前(横)

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After

下顎前突治療後(横)

レントゲン写真

Before

下顎前突治療前(レントゲン)

▶︎

After

下顎前突治療後(レントゲン)
治療の内容 かみにくい、見た目が気になるということで来院されました。非抜歯で、下の前歯のサイズを少し小さくしマルチブラケット装置にて治療を行いました。歯並び・かみ合わせ・見た目とも良好に改善しました。
初診時年齢 ・性別 49歳 女性
診断名 骨格性下顎前突
装置 マルチブラケット装置 + ホワイトワイヤー
抜歯部位 非抜歯
期間・回数 1年4ヶ月・20回
費用 805,000円(税込885,500円)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。

3

出っ歯:上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯が強く前に傾斜している、または、上あご全体が前に出ているかみ合わせの状態を「上顎前突」といいます。
重度の上顎前突の場合は、口がきちんと閉じにくい状態になり、いつもわずかに唇が開いていたり、口呼吸になりやすいです。口を閉じていない状態になると、口内が乾燥してドライマウスになりやすく、口の中に細菌が繁殖しやすくなって虫歯や歯周病のリスクが高まります。

Q

どうして上顎前突になってしまうのか?

A

遺伝によるもの、上の前歯の前方への傾斜が強い、上あごの過成長、下あごの成長不足、指しゃぶりなどが主な原因です。

Case治療例

Before

上顎前突治療前(上)

▶︎

After

上顎前突治療後(上)

正面

Before

上顎前突治療前(正面)

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After

上顎前突治療後(正面)

Before

上顎前突治療前(横)

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After

上顎前突治療後(横)
治療の内容
初診時年齢 ・性別 20歳 女性
診断名 下顎骨の劣成長による骨格性上顎前突 + 叢生
装置 マルチブラケット装置 + ホワイトワイヤー
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯
期間・回数 1年3ヶ月・17回
費用 855,000円(税込940,500円)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。

4

前歯でかみ切れない:開咬(かいこう)

奥歯を噛んだときに、前歯が噛み合わずに上下に開いてしまう状態を「開咬」といいます。 前歯で物がかめないだけでなく、奥歯に必要以上の負担がかかり、歯や顎の骨を痛める原因となります。 他にも、口をあけていることが多いため、口の中が乾きやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。また、上下前歯の間から空気が漏れて発音が不明瞭になるということがあります。

Q

どうして開咬になってしまうのか?

A

開咬になる原因としては、遺伝によるもの、指しゃぶりや舌を前に突き出す悪い癖などがあげられます。

Case治療例

Before

開咬治療前(上)

▶︎

After

開咬治療後(上)

正面

Before

開咬治療前(正面)

▶︎

After

開咬治療後(正面)

Before

開咬治療前(下)

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After

開咬治療後(下)
治療の内容 歯ならびがデコボコしており、上と下の前歯がかみ合っていません。 上の歯を2本抜歯と下の前歯のサイズを小さくして治療をしています。さらに、舌を前に出す癖があったため、舌のトレーニングも併行して行いました。歯並び・かみ合わせとも良好に改善しました。
初診時年齢 ・性別 15歳 女性
診断名 開咬 + 叢生
装置 マルチブラケット装置
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯
期間・回数 2年9ヶ月・34回
費用 825,000円(税込907,500円)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。

5

すきっ歯:空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の間に隙間がある、いわゆる「すきっ歯」のことを空隙歯列といいます。歯が小さい、歯の本数が足りないことなどが原因で起こります。 見た目の問題だけでなく、食べ物が挟まりやすい、汚れや歯石がつきやすいことがあります。 虫歯や歯周病になりやすいことなどのリスクがあります。 わずかな空隙歯列の場合は、レジン(歯科用プラスチック)で隙間を埋めたり、部分矯正をすれば改善できます。

Q

どうして空隙歯列になってしまうのか?

A

歯の大きさが小さい、歯の本数が少ない、舌の癖などが主な原因です。

Case治療例

Before

空隙歯列治療前(上)

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After

空隙歯列治療後(上)

正面

Before

空隙歯列治療前(正面)

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After

空隙歯列治療後(正面)

Before

空隙歯列治療前(下)

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After

空隙歯列治療後(下)
治療の内容 上の前歯のすき間と下の前歯のガタガタが気になるということで来院されました。非抜歯で、下の前歯のサイズを少し小さくし、上下前歯の部分的なマルチブラケット装置にて治療を行いました。歯並び・かみ合わせ・見た目とも良好に改善しました。
初診時年齢 ・性別 22歳 男性
診断名 上顎空隙歯列弓 + 下顎前歯部叢生
装置 マルチブラケット装置 + ホワイトワイヤー
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯
期間・回数 8ヶ月 10回
費用 400,000円(440,000円税込)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。

6

横の歯のかみ合わせが逆:交叉咬合(こうさこうごう)

奥歯や横のかみ合わせが反対になっている状態を「交叉咬合」咬合いいます。(正常なかみ合わせは、上の歯列全体が下よりもやや外側に位置しています。) かみ合わせが横にずれて、顔がゆがんでしまったり、前歯のかみ合わせが数本逆になっている場合は、噛むたびにあごや歯に負担がかかります。そのため、あごの痛み(顎関節症)、歯周病のリスクが高くなります。

Q

どうして交叉咬合になってしまうのか?

A

上下のあごの大きさのバランスが悪い、下顎が偏位していることなどが主な原因です。

Case治療例

Before

交叉咬合治療前(上)

▶︎

After

交叉咬合治療後(上)

正面

Before

交叉咬合治療前(正面)

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After

交叉咬合治療後(正面)

Before

交叉咬合治療前(横)

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After

交叉咬合治療後(横)
治療の内容 上の奥歯が保存不可能となったため抜歯、そのスペースを閉じたい、ガタガタも治したいということで来院されました。左上の奥歯1本(すでに抜歯済み)と下の前歯1本抜歯し、マルチブラケット装置にて治療を行いました。歯並び・かみ合わせとも良好に改善しました。
初診時年齢 ・性別 32歳 男性
診断名 左側臼歯部交叉咬合 + 上下前歯部叢生
装置 マルチブラケット装置 + ホワイトワイヤー
抜歯部位 上顎左側第一大臼歯(抜歯済)、下顎左側側切歯
期間・回数 1年9ヶ月 24回
費用 855,000円(税込940,500円)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。

7

下の前歯が見えない:過蓋咬合(かがいこうごう)

奥歯でかんだ時、下の前歯がほとんど上の前歯にかくれて見えないかみ合わせの状態を「過蓋咬合」といいます。 歯科用語では「ディープバイト」と言い、直訳するとそのまま「深く噛む」という意味になります。過蓋咬合は咬み合わせが深い位置にあるため、下顎の前歯が上顎の粘膜にあたって傷つけてしまったり、食いしばりが強いため顎関節症になりやすい咬み合わせと言われています。 過蓋咬合は不正咬合の中では比較的見た目の問題は大きくありません。しかし、食いしばりが強いことから、歯がダメージをうけ、歯のすり減りや割れる・欠けるリスクがあり、奥歯への負担が強いため、歳を重ねると歯を失うリスクが高くなります。

Q

どうして過蓋咬合になってしまうのか?

A

遺伝によるもの、唇をかむ、唇を吸う癖、歯の欠損などが主な原因です。

Case治療例

Before

過蓋咬合治療前(上)

▶︎

After

過蓋咬合治療後(上)

正面

Before

過蓋咬合治療前(正面)

▶︎

After

過蓋咬合治療後(正面)

Before

過蓋咬合列治療前(横)

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After

過蓋咬合治療後(横)
治療の内容 かみ合わせが深い、下の前歯のガタガタが気になるということで来院されました。非抜歯で、マルチブラケット装置にて治療を行いました。歯並び・かみ合わせとも良好に改善しました。
初診時年齢 ・性別 28歳 女性
診断名 過蓋咬合 + 上下前歯部叢生
装置 マルチブラケット装置 + ホワイトワイヤー
抜歯部位 非抜歯
期間・回数 1年5ヶ月 19回
費用 775,000円(税込852,500円)(調節料込)
リスク・副作用 治療上のリスクとして虫歯、歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、失活歯、クラック、根の露出、歯周病、装置の脱落、口内炎等があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。